辻村寿三郎(つじむら・じゅさぶろう)
1933年、旧満州(現中国東北部)生まれ。44年広島に引き揚げる。55年上京し、劇団人形座に入団。以降、人形制作、舞台芸術で活躍。芸術選奨(77年)、日本舞台テレビ美術家協会賞(77年)、「海神別荘」で芸術祭賞(81年)などを授賞。
70年代、NHKテレビ「新八犬伝」「真田十勇士」などで一躍有名になり、その後、蜷川幸雄演出の劇「エピリデウス」「オイディプス王」などのアートディレクター(衣装、小道具、メークなど)としても活躍、世界各地で上演され、世界的にも高い評価を受ける。
著書に「花の宴」(アトリエジュサブロー刊)がある。
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