相田みつを タペストリーコレクション
相田みつを略歴
書家・詩人として、誰のまねでもない、自分の書、自分の言葉を探求し続けた相田みつをは戦中戦後の動乱期に青春時代を過ごし、「いのち」の尊さを見つめながら、独自のスタイルを確立し、多くの作品を生み出していきました。
自分の弱さや甘えを正直にさらけ出し、人間である自分をあるがままに表現した相田みつを。その作品は、いまを生きる人々の心の中に、あるときはしみじみと、またあるときは力強く語りかけてきます。
大正13(1924)年
5月20日、栃木県足利市に生まれる。本名 光男。
昭和12(1937)年
旧制栃木県立足利中学校入学。
昭和17(1942)年
同中学校卒業。同年に歌人・山下陸奥に師事し、歌誌「一路」に参加する。秋の歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の禅僧・武井
哲応老師と出会い、在家のまま師事し仏法を学ぶ。
昭和18(1943)年
書家・岩沢渓石に師事する。
昭和29(1954)年
第一回個展を足利市で開催。以後、全国各地で「自分の言葉・自分の書」による展覧会を開催する。毎日書道展に入選。以後、1960年まで7回連続して入選。
昭和59(1984)年
『にんげんだもの』(文化出版局)を出版。のちにミリオンセラーになる。
昭和62(1987)年
『おかげさん』(ダイヤモンド社)を出版。
平成2(1990)年
『一生感動一生青春』(文化出版局)を出版。
平成3(1991)年
『いのちいっぱい』(ダイヤモンド社)を出版。
12月17日、足利市内の病院で脳内出血により永眠。享年67歳。
〜相田みつを美術館より引用〜
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